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「海角七号 君想う、国境の南」
第2回

ストーリー/寸評

日本統治時代であった1940年代、台湾最南の町恒春に派遣された日本人教師(引揚者)(中孝介)が、日本名小島友子(梁文音)という台湾人の教え子と恋に落ちる。 第二次大戦の日本敗戦の後(1945年)、駆け落ちを約束していた友子を台湾の港に残して、彼はやむを得ず内地に戻る引揚船に乗った。そして、日本への7日間の航海で毎日恋文(こいぶみ)を書き綴ったのだった。 彼が友子を置き去りにした約60年後、台湾南部で物語が再び時を紡ぎ始める。台北でミュージシャンとしての成功を夢見て挫折したアガ=阿嘉(范逸臣)が、故郷の恒春に戻ってきた。町議長を務めるアガの継父(馬如龍)は、オートバイでの配達の際の事故により休暇中の茂じいさん(林宗仁)の代わりとして、アガに郵便配達の仕事を世話する。 ある日、アガは郵便局に返されるべきであった「非-提出物」(あて先不明)の郵便物を見つける。それは、60年前の日本人教師の娘が、死亡した父親の遺品から投函できなかった恋文を発見、台湾に届けようと郵送したものだった。だが、中身に興味を持ったアガが詳細を知るために封を破って開けても日本語の手紙は読めないし、古い日本統治時代の住所である「高雄州恒春郡海角七番地」を知る者もいなかった。 その間、墾丁国家公園の中にあるリゾートホテルでは、中孝介(60年前の日本人教師と日本人歌手である本人の一人二役)が公演するビーチコンサートの計画が進んでいた。だが「コンサートに出演するバンドのメンバーは地元の人間から選出されるべきだ」と主張するアガの継父がその公的立場を利用して職権乱用ギリギリの急場凌ぎのオーディションを行なうことに。結果、アガを中心に6人の地元の人々の前座バンドが結成されることになったが、年齢、キャリア、モチベーションが全く違うメンバーたちは練習すら上手くいかない。そんな彼らをマネージメントする立場として、中国語が話せるためにたまたま恒春に派遣されていた友子(田中千絵)という売れない日本人ファッションモデルに白羽の矢が立つ。 さなざまなアクシデントやトラブルを乗り越え、彼らはビーチコンサートを成功させることができるのか。そして、日本人教師が綴った恋文は無事届けられるのか。



製作年度 2004年
製作国 台湾
上映時間 108分
監督

魏徳聖(ウェイ・ダーション)

ジャンル 映画
上映開始日 日本:2009年12月26日
出演

范逸臣(ファン・イーチェン)、田中千恵、中孝介、林曉培(シノ・リン)、梁文音(レイチェル・リャン)


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