賃貸住宅の探し方
仲介業者の事務所の窓に貼ってある物件から探す。
一般新聞や週刊情報誌に不動産関係の情報欄がある。
大使館や教会で探す場合もある。
契約の内容
仲介手数料
自由化されている。(日本とは異なる。)
礼金
なし
敷金、保証金
借家法により家賃2ヶ月分が上限
更新
更新料なし。
保証人
身分証明書の提示とフランス国籍の信用のおける保証人が必要。
契約書の特徴
最低契約期間
個人家主-3年
法人家主-6年
その他
模様替えが容認されており,賃借人が自分の好みにより装飾できる。借家法は、日本より規定が細かい。
退去時の手続き
賃借人が3ヶ月前に予告する。
賃借人は、賃借・購入希望者に見学させる義務がある。
敷金、保証金は退去後2ヶ月以内に家主が返還しなければならない。
退去時の清掃や家具の始末は、賃借人の責任で行う。(更新について…家主が更新を拒絶するときは、期間満了の6ヶ月前までに通知しなければならない。但し、家主の自己使用、売却、賃借人の義務違反が要件である。なお、70歳以上の高齢者に対しては、更新拒絶はできない。)
住宅の規則
賃貸人は、集合住宅の管理規則を賃借人に伝え、賃借人は、集合住宅の管理規則を守る義務を負う。(一般住宅にはルールがあるが、学生アパートにはない。)
管理人は、日常管理を行う。共用部分の掃除、ごみの処理、管や電球の取り替え、来訪者の受け付け、郵便物の分類である。
賃貸におけるペットに対する対応
フランスでは、ペットそのもの、そしてペットを飼う事に対して非常に寛容で、賃貸物件でペットを飼う事を拒否されることはない。ペット王国と言えるだろう。
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